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京都着物しらべ

着物の下着のお話

先の「着付け」の項にも書きましたが、私は本来日本人が普通に着ていた着物を、たくさんの紐やパッドを使って窮屈に着ることには疑問を持っています。
また、着物は寸胴で、という考えにも?と思っています。襟を抜いた時、和装用の肌着は上から見える可能性がありますし、シンプルに手早く着るにはあまり重ね着したくありません。

ですから、洋装用のブラジャーの上に(これも、暑い時期や、肩がこる時は省略)直接長襦袢か、又は、普段着でしたら半襟付きの肌襦袢(ウソツキ、と称されています)を着ます。

夏は、袖も付いていない半襟付き半襦袢と裾よけのみで充分です。
私は、晒し木綿の半襟つきノースリーブ半襦袢に、麻の裾よけだけで着ています。

いずれも、洗濯機で洗えます。
大切なことは、シンプルで清潔で心地よくあることです。

最近は、地球温暖化の影響で、日本の気候も昔と変わっているのですからそれに合わせた柔軟性も必要だと思います。
そうでなければ、ますます着物は面倒なもの、厄介なものとして日常から遠ざかってしまうでしょう。

下着だけでなく、これまで袷の季節とされてきた5月や10月にもとても暑い日もありますし、洋装でしたら夏服を着てもなんの問題も無いのですから、単衣の着物を着ても、全くかまわないと思うのです。

また、夏の着物や帯には魅力的な素材のものがたくさんあります。
洋装では、冬のパーティーにオーガンジーやジョーゼットのドレスを着るように、和装でも、紗合わせの着物や絽綴れの帯を着ることができたらどんなに素敵でしょうと考えます。
さすがに、まだちょっとそこまでは勇気がありませんが。

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